模擬投票で意欲高める 県選管など 倉吉農高で出前講座

 倉吉市の倉吉農業高で18日、政治参加への重要性を学ぶ主権者教育の出前講座が行われた。まもなく選挙権を得る2年生が、選挙権が18歳に引き下げられた理由や選挙の役割などについて学んだほか、模擬投票も行って政治参加への意欲を高めた。

 出前講座は、同校、鳥取県選管、県明るい選挙推進協議会が実施。県選管事務局の三谷侑生主事が講師を務め、県選管の仕事や選挙と政治の仕組みなどを解説。若い年代の投票率が低いことを挙げ、「選挙があると聞いたら、ぜひ注目して政治に参加してほしい」と呼びかけた。生徒は校内に設けられた模擬投票所で、実際の投票箱に投票用紙を入れる模擬投票も体験した。

 植田桃加さん(17)は「自分たちのような若い人たちが選挙で意見を出していくことが大事だと感じた。18歳になったら積極的に選挙に行きたい」と話した。

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