本紙が号外発行 県内で1万部配布

 

 自民党総裁に石破茂元幹事長(67)が選出されたことを受け、新日本海新聞社は27日、号外を1万部発行した。県内各地の街頭や石破氏の地元の八頭町役場では、多くの市民が配布された号外に群がり、紙面を食い入るように見つめる姿が見られた。

 このうちJR鳥取駅には、配布前から注目の総裁選結果を報じる紙面を心待ちにした市民らが集まっており、用意した号外は瞬く間に無くなった。号外に「石破さんおめでとう」と笑顔を見せて呼びかける人もあるなど、多くの市民が県内初の首相誕生へとつながる総裁選出を喜んでいた。

 鳥取市大覚寺の後藤次男さん(71)は「テレビに張り付いて見守っていた。決選投票はどうなることかと思ったが、当選が決まったときは本当にうれしかった。日本をよりよくしてくれることを期待している」と喜びを語った。

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