艶やかな黄色い花と甘い香り 「大寒」前にロウバイ咲き始め とっとり出合いの森

 一年で最も寒いとされる二十四節気の「大寒」(20日)を前に、鳥取市桂見のとっとり出合いの森で、ロウバイの花が咲き始めた。11日には散策する来園者が艶やかな黄色い花と甘い香りに誘われて足を止め、数少ない冬の花を楽しむ姿が見られた。

 ロウバイは2センチほどの透き通るような黄色い花を咲かせる姿が、ろう細工のように美しいことから命名された。英名は「ウインタースイート」とも呼ばれ、甘い香りが特徴。

 同園内には7本の木があり、現在は3分咲き程度だが、つぼみが膨らんで花びらを大きく開いた木も。関係者によると、見頃は週明け以降になる見通しで、少なくとも今月末ごろまで楽しめる。

 鳥取市浜坂東1丁目の60代男性は「正月早々嫌なニュースも多い。黄金色にも見える花を見て幸せを感じたい」と写真に収めていた。

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