国際クルーズ船「ナショナル・ジオ-」 境港に初入港 米国人ら120人、松江・安来観光

 境港市の境港に4日、国際クルーズ船「ナショナル・ジオグラフィック・レゾリューション」(1万2786トン)が初入港した。米国人を中心とする約120人の乗客が境夢みなとターミナル(同市竹内団地)に降り立ち、バスで松江城(松江市)や足立美術館(安来市)に向かった。

 

 同船は極地も航行できる高級クラスの探検船で、耐氷機能を高めるため船首が鳥のくちばしのようにとがっているのが特徴。8月25日に神戸港を出発し、9月5日までの日程で西日本や韓国の港を巡っている。

 同ターミナルで歓迎式典があり、境港管理組合副管理者の松尾紳次島根県副知事が「境港周辺は神話や歴史に登場する数多くのスポットがある。今後も寄港を期待している」とあいさつ。松尾副知事や伊達憲太郎境港市長らと船長らが記念品を交換した。

 同船は4日午後5時、最終寄港地の金沢港に向けて出港した。8日も境港への寄港を予定している。

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