AI活用で業務効率化 在庫管理や薬の取り出し 琴浦町内の薬局

  • 取り出し口から薬剤の箱を取り出す薬剤師=18日、琴浦町徳万のトマト薬局

 琴浦町内の薬局が薬の発注や在庫管理などに人工知能(AI)を取り入れ、業務の効率化を図っている。AIを活用することで薬剤師の負担が軽減して患者と対面する時間が確保できるほか、不足している薬を業者に緊急で配達してもらう「急配」の減少にもつながっており、関係者や患者の利便性向上が期待される。

 ことうら薬局(同町逢束)は、AIによる在庫管理を活用。システムが患者一人一人を追跡し、来局状況などに基づいて発注を提案する。薬剤師はシステムの発注根拠を確認しながら、画面を指でタッチするだけで発注できる。発注は、最大で1カ月先まで可能だという。

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