「兵庫県雪合戦大会」(実行委主催)が3日、香美町小代区忠宮の小代健康公園で開かれた。県内外から約240人が参加し、冬の寒さも吹き飛ばすような白熱した試合を繰り広げた。
大会は今年で24回目。雪を地域資源として活用し、町を盛り上げようと毎年開催している。新型コロナウイルスの影響で昨年は招待チームのみの参加だったため、今年は4年ぶりの通常開催となった。
この日は雪不足のため、会場を小代中グラウンド(同区実山)から近くの同公園に変更して実施。一般の部17チーム、ジュニアの部9チームの計26チームが競技を通じて親睦を深めた。
参加者は公式の室内球を用いて対戦。試合開始と同時にコートに駆けだしてシェルターに身を潜め、チャンスをうかがいながら相手に球を投げたり、果敢にフラッグを奪いに行くなどして一進一退の攻防を繰り広げた。
村岡小の3~6年生でつくる「山賊」は、ジュニアの部に出場したが「余部スノーセブン」と接戦の末、残念ながら最下位に終わった。キャプテンの家前桜さん(12)=6年=は「惜しかった。下の学年が来年頑張ってほしい」と前を向いた。
結果は次の通り。
【一般】①大和野郎(香美町)②兵庫T-7(同)③チーム酒の粕(新温泉町)④長井もやいっこ(香美町)
【ジュニア】①セブンスマイル(香美町)②ながいスターズ(同)③週末チャレンジおじろ(同)