国立公園・大山(標高1729メートル)の周辺では、この時季ならではの星空が楽しめる。1日未明には、大山上空に天の川がたなびいた。鳥取県は、県内全ての自治体から天の川が観測できるとして「星取(ほしとり)県」を名乗る。撮影スポットとして人気の植田正治写真美術館(伯耆町須村)周辺でも、空いっぱいに輝く星が観測できた。
2月28日は新月で、市街地の明かりもほとんど影響がなく、観察の好条件がそろった。1日未明には、肉眼で確認できるほどの天の川が大山上空を覆い、熱心なカメラマンがシャッターを切っていた。
鳥取地方気象台によると、2日の鳥取県は、前線や湿った空気の影響で断続的に雨が降る見込み。