高校生手話甲子園9月22日米子開催 2部門制を導入 被災地招待枠も

 2024年度の第11回高校生手話パフォーマンス甲子園は、米子市の米子コンベンションセンターで9月22日に開催されることに決まった。今大会から演劇系とダンス・歌唱系の2部門制を導入し、予選参加校の拡大を目指す。

 今回から部門制を導入し、出場枠を「演劇・コント・ポエム部門」と「ダンス・歌唱部門」の二つに分ける。若者にとって身近なダンスを部門化し分離することで、出場へのハードルを下げる狙いがある。

 大会認知度の全国的な広がりを踏まえ、地方ブロック枠を廃止するなど出場枠も見直した。能登半島地震の被害を受けた出場校の応援をするため、被災地にある学校を想定した招待枠を1チームずつ設ける。過去に参加のあった石川県内3校の生徒を招待する考えで、開幕時には被災地の応援セレモニーを検討している。

 本大会の出場枠は前回から1チーム増やし、各部門8チームの計16チーム。部門ごとの内訳は、得点順枠4▽合同チーム枠1▽初出場枠1▽開催地枠1▽招待枠1-。

 参加申し込みの受付期間は、4月22日~6月28日。予選審査動画の提出期限は7月16日。予選審査会は同25、26両日に鳥取県庁で開く。9月21日にはリハーサルと交流会を実施する。(松本妙子)

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