柔らかな色合いの布を縫い合わせた作品が並ぶ「吊(つ)るし飾りと縮緬(ちりめん)遊び」が南部町福成のおちらと庵さえきで開かれている。25日まで(第1、3月曜と火曜定休)。
米子市淀江町西原の主婦、土江満里子さん(73)の作品を展示。柄や色合いの違うちりめんなどの端切れを縫い合わせた人形や、布と綿で立体的な絵柄を作る「押し絵」、布で作った人形や小物をひもでつるす「つるし飾り」の計約50点を一堂に展示している。
つるし飾りでは、ひな人形やひし餅、ぼんぼりなどをつるした桃の節句をはじめ、クリスマスや七夕、節分などをテーマにした作品が並び、来場者は色彩豊かで愛らしい作品を楽しんでいた。
土江さんは「いろんな布の組み合わせを考えるのが楽しみ。手作り作品の『温かさ』を感じてもらえたら」と話した。
◇18日午後1時から同所でワークショップ、12日と26日のいずれも午後1時からは金継教室が開かれる。問い合わせは電話0859(66)2004。