「体の軸意識して」 鳥取マラソン本番に向けて助言 布勢でランニング教室

 3月17日に5年ぶりに通常開催される「鳥取マラソン2024」の出場者を対象にしたランニング教室(鳥取県、鳥取市、鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)が10日、鳥取市布勢のヤマタスポーツパーク陸上競技場で開かれた。ランナー22人が参加し、フルマラソン完走や記録更新に向けて元実業団選手から指導を受けた。

 鳥取県トヨタ販売店グループとトヨタ自動車陸上長距離部の協力で開催。講師は11年のニューイヤー駅伝で初優勝したメンバーの尾田賢典さん(43)と、宮脇千博さん(32)の同部OB2人が務めた。

 教室では2人が、推進力を生み出す中殿筋を鍛える運動を伝授。ハードルをまたぐ動作では「まっすぐ向いて」「体の軸を意識して」と繰り返し声をかけ、自宅でできるトレーニング法なども紹介した。

 鳥取マラソン出場は6回目という兵庫県新温泉町細田の新野喜一郎さん(71)は「1秒でも速くなればと思い参加した。きついがこんなトレーニングがあるんだと分かった。大会では目標の4時間半を切りたい」と熱心に取り組んでいた。

訂正 「大会では目標の4分30秒を切りたい」となっていたのは「大会では目標の4時間半を切りたい」の誤りでした。

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