コロナ後遺症は「最大500万人」リスクを訴え続けてきた医師「新たな国民病」と危機感

理解不足で孤立する患者も多く、支援態勢の整備が急務

  •  ヒラハタクリニック院長の平畑光一医師=2024年1月、東京都渋谷区
  •  新型コロナ後遺症の症状例
  •  iPS細胞から作ったミニ心臓組織の血管の顕微鏡写真(理化学研究所提供)
  •  新型コロナウイルス・オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 今冬に入り、新型コロナウイルス感染が再び拡大している。無症状や軽症で済む人もいるが、感染後に倦怠感や頭痛といった症状が長引く後遺症に苦しみ、退職や休学を余儀なくされる患者も多い。神奈川県が昨年12月...

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