スマホで確定申告 疑似体験 間垣親方がe―Taxを利用

 鳥取市出身で大相撲の元幕内力士の間垣親方(34)=本名石浦将勝=が、確定申告開始を翌日に控えた15日、鳥取市富安2丁目の鳥取税務署を訪れ、国税電子申告・納税システム(e-Tax)を利用した確定申告を疑似体験した。

 e-Taxを普及しようと、鳥取税務署が企画した。間垣親方は自身のスマホを使い、サラリーマンがふるさと納税の還付申告をする設定で体験。慣れた手つきで必要事項を入力した。普段は確定申告を税理士に任せており、初挑戦だったという間垣親方は「カメラ撮影で情報が入るなど、すごく簡単でびっくりした」と利便性をPRし、県民に活用を呼びかけた。

 確定申告の期間は16日~3月15日。鳥取県内では2022年分は9万7959人が確定申告をしており、そのうちe-Tax利用者は全体の71%に上る6万9557人だった。鳥取税務署は「スマホでの確定申告は昨年のデータも見ることができて便利。電子申告をぜひ利用してほしい」と話した。

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