低体温症の対策進めて

能登半島地震で注目 熱中症より多い犠牲者

  •  石川県穴水町の避難所。避難先で低体温症に陥る人は少なくない=1月
  •  1日、雪が舞う石川県珠洲市内。同市では能登半島地震で、低体温症など寒さにより少なくとも15人が死亡している
  •  国際山岳医の大城和恵さん
  •  藤部文昭・元東京都立大特任教授
  •  低体温症と熱中症の死者数

 能登半島地震を機に低体温症の対策が注目を集めている。気象による健康被害の一つで、国内の年間の死者数は熱中症を上回る年も多い。屋外で発症するイメージが強いが、例年、患者の大半は室内にいる高齢者だ。専門...

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