トランプ氏が共和党内で「敵なし」になったきっかけは、自身への「刑事訴追」だった

被告人の立場を最大限に有効活用。一方で「ボディーブロー」になるかも…【混沌の超大国 2024年アメリカ大統領選(4)】

  •  2023年11月、米ニューヨーク州の裁判所に出廷したトランプ前大統領(ロイター=共同)
  •  2023年4月、ニューヨーク市マンハッタンにある裁判所前に集まったトランプ前米大統領の支持者と反対派(ゲッティ=共同)
  •  2023年4月、ニューヨーク市マンハッタンの裁判所の外で旗を振るトランプ前米大統領の支持者(ゲッティ=共同)
  •  2023年8月、米ワシントンの連邦裁判所に到着するトランプ前大統領(ロイター=共同)
  •  2024年1月26日、米ニューヨークの連邦地裁に出廷したトランプ前大統領を描いた法廷スケッチ(ロイター=共同)

 トランプ前米大統領が11月の大統領選での共和党候補指名争いで独走している。四つの刑事事件で起訴されながら、なぜこれほどの人気を保てるのか―。その力の源泉は皮肉にも「被告人」の立場を巧みに利用した戦略...

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