能登半島地震、初動対応に問題も

防災研究の第一人者は「発災からこれまで」と「これから」をどう見るか

  •  インタビューに応じる神戸大名誉教授の室崎益輝氏
  •  ひび割れて亀裂が入った道路=1月2日午前、石川県穴水町(共同通信社ヘリから)
  •  石川県七尾市のしょうゆ店で、外壁の破片を片付けるボランティア=1月27日午後
  •  石川県穴水町の避難所になっている体育館。今も多くの被災者が避難生活を送る=2月1日午前
  •  石川県珠洲市立緑丘中で、震災後初めて陸上自衛隊の隊員から物資を受け取る避難者ら=2月5日午前

 初動対応の在り方が問われた―。神戸大名誉教授で石川県の災害危機管理アドバイザーの室崎益輝さん(79)(防災計画)は、元日の能登半島地震直後の国や県の対応を問題視する。阪神大震災や東日本大震災などの教...

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