「現在地」VOCA賞の大東忍さん

人の営みの痕跡を絵に残したい

  •  受賞作「風景の拍子」の前に立つ大東忍さん。「私が選び取ったというより、関わってしまった場所を描いているのだと思います」

 木炭で描いた人けのない夜の住宅地。柔らかな街灯の光を覆うように広がる漆黒の闇はどこかぬくもりを帯びている。絵画や写真など平面美術の分野で有望な若手美術家に贈られるVOCA賞に選ばれた大東忍さんは「風...

残り 590 文字
このページは会員限定コンテンツです。
会員登録すると続きをご覧いただけます。
無料会員に登録する
会員プランを見る
会員登録済みの方
この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事