新日本海新聞社は8月1日から、本紙月決め購読料(税込み)を現在の2600円から3300円に改定させていただきます。一部売りの定価(同)も現在の120円を140円といたします。
本紙は1976年に地元の皆さまの尽力で復刊して以来、営業努力を続け、全国的にも類を見ない低価格で新聞を発行してきました。しかし、新聞制作に不可欠な新聞用紙、インキなどの原材料費が高騰し、戸別配達制度を支える新聞販売店も配送コストや人件費の増加に直面しています。
業務合理化による経費削減を図ってきましたが、新聞を将来にわたって安定的に発行し、配達網を維持していくことが自社努力だけでは困難になり、読者の皆さまに購読料の引き上げをお願いせざるを得なくなりました。
物価高騰の折、ご負担をお願いするのは心苦しい限りですが、引き続き地元密着の報道姿勢を継続し、本紙ならではの質の高い記事をそろえ、読者の皆さまの期待に応える所存です。
8月からの紙面刷新の内容を何点かご紹介します。まず、記者が深掘り取材した行政課題や、暮らしの疑問、歴史、カルチャーなどを特集する「日本海NEWSダイブ」面(毎週日曜日付)を新設します。また、皆さまからの疑問に応える「こちら新聞特捜部」の掲載頻度を増やし、ニュース連動型の解説・論説を充実させ、読者の皆さまの「もっと知りたい」に応える紙面を目指します。
これまで週5日だった文化面は週7日に拡充し、特に月曜日付では読者の皆さまから要望の強かったエンタメ・芸能系の記事も充実させます。このほかにも、さまざまな刷新を予定しています。
これまで通り、購読者の方は「日本海新聞アプリ」をはじめデジタルサービスをご利用いただけます。何とぞ諸事情をご理解いただき、引き続きご愛読くださいますよう、心よりお願い申し上げます。