メガドンキ開店、600人が列 米子 ホープタウンの使命継ぐ

 2022年に閉店した大型ショッピングセンター「ホープタウン」を引き継ぎ、ディスカウント店「MEGAドン・キホーテ米子店」が28日、鳥取県米子市米原2丁目にオープンした。山陰エリアのドンキでは最大規模の売り場とアイテム数を誇る大型店舗で、開店前には600人以上が行列をつくるなど、初日から大勢の買い物客が押し寄せた。

 

 ファミリー層などを対象に品ぞろえを豊富にした「MEGAドン・キホーテ」の出店は県内初。旧ホープタウンの建物を改装した約8900平方メートルの売り場には、1階に生鮮食品や日用品、2階に家電や化粧品などがそろう。

 商品数は約13万種類を数え、鳥取、島根両県のドンキでは最多となり、3階を中心に書店や100円ショップなど10のテナントも加わった。

 初日は午前9時の開店と同時に大勢の買い物客が詰めかけ、「メガ盛り」と呼ばれる大容量の商品や地元産の肉や野菜などのコーナーの前には人だかりができた。尾角達也店長は「想像以上の人に来ていただき、ホープタウンに対する地域の思いも感じた。幅広いニーズに応えていきたい」と話した。

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