「日本海新聞ふるさと大賞２０２３」の三朝町表彰式が６日、町役場で開かれ、地域貢献賞の１団体とスポーツ文化功労賞の１人がそれぞれ表彰された。
地域貢献賞は、活動弁士団体で無声映画の「三朝小唄」をはじめ、三徳山投入堂の由来や三朝温泉白狼伝説などを語り伝え、地域文化の伝承に貢献する「無声映画『三朝小唄』を語り隊」（山崎真澄代表、８人）が受賞した。
スポーツ文化功労賞は、自転車競技で「かごしま国体」少年男子ロードレースの部に出場し、鳥取県勢として初優勝を飾った吉田奏太さん（倉吉西高１年）に贈られた。
式には、松浦弘幸町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の中松真弓理事、地元の販売所長らが出席。松浦町長が「三朝小唄はますますの活躍を期待したい。吉田さんはこれからも優勝を目指してほしい」と激励し、賞状と副賞を手渡した。
山崎代表は「受賞を糧に、引き続き地域の皆さまに語り継いでいきたい」と述べ、吉田さんは「国体での優勝は応援してくださった方の力によるもの。今後も日々努力していきたい」と抱負を語った。
