メンバーの視点に見応え フォトソレイユ作品展

 鳥取県中部地区在住のアマチュア写真家で結成するグループ「フォトソレイユ」(根鈴裕之代表、6人)の第1回作品展が、倉吉市宮川町のコミュニティプラザ百花堂で開かれている。日常の風景や人物、テーマ性を持たせた個性豊かな作品が来場者の目を楽しませている。18日まで。

 ソレイユは、フランス語で「太陽」の意味。明るく楽しく気軽に活動するグループとして、数十年にわたって撮影を楽しむベテラン写真愛好家が集まって2022年11月に発足した。

 初の作品展には、1人4点ずつ、未発表作を出品。ストリートスナップだけでなく、テーマ性がある作品も多い。筏津栄さん(倉吉市)の「終焉(しゅうえん)」は、果樹園などで見られる廃車を撮影し、人生を表現。他にも、何げない風景や恐怖心、物悲しさを心象的にとらえた作品など、いずれも明確な視点を持っており、見応えのある作品が並んでいる。

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