歌人の俵万智さん 親の世話、がん…60代で黒い歌

AIにない、人間だけが味わえる心の揺れ

  •  1987年7月、「サラダ記念日」出版を祝う会での俵万智さん
  •  歌集「アボカドの種」を刊行した俵万智さん
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  •  「歌は日常のときめきをすくい取ることができる」と話す俵万智さん
  •  「言葉があふれて流れていく時代。自分にとって大事な言葉を探す力が、今まで以上に大事になっていると思う」と話す俵万智さん

 歌人の俵万智さん(61)はいつも日常に根ざした歌を作り続けてきた。昨年秋に刊行した第7歌集「アボカドの種」には「大きな出来事がなくても日常をしっかり味わう」ことで生まれた375首が並ぶ。短歌を詠み始...

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