スマート農業普及へ 中国企業がSNS発信 ドローンでの直播作業を撮影

 中国のドローン製造企業、DJIの社員らが大山町を訪れ、農業用ドローンを使った直播(ちょくはん)作業を動画で撮影した。映像を交流サイト(SNS)やユーチューブで公開し、スマート農業の推進やドローンの普及を図る。

 直播作業を行ったのは同町宮内の米農家、馬田雄大さん(21)。町内約16ヘクタールの農地でドローンを活用して米や大豆の効率的な栽培に取り組んでおり、栽培した米が昨年「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で優良金賞を受賞したことで同社から撮影依頼を受けた。

 作業は4月22~24日に町内の田んぼで行われ、馬田さんが最新のドローンを使って肥料や種もみ、除草剤を散布する様子を社員らが撮影した。馬田さんは「世界的な企業から撮影を依頼される貴重な経験だった。自分の農業を世界に知ってもらう機会になれば」と話した。

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