泥の感触「カレーみたい」 かいけ心正こども園 園児が田植え体験

 かいけ心正こども園(米子市新開4丁目)の年長園児73人が9日、同市淀江町安原の水田で田植えを体験した。園児は泥の感触を楽しみながら、一本一本丁寧に苗を手で植えていった。

 子どもたちに毎日食べている米ができる過程に興味を持ってもらおうと、16年前から実施。同園の園内給食で使われる減農薬米を生産する諸遊農場(同市淀江町安原、諸遊壌司社長)の水田で体験した。

 はだしになった園児は田んぼに入ると、泥の感触に「気持ちいい」「カレーみたい」と大はしゃぎ。一列になるよう目印を頼りに、手にした苗を丁寧に植えていった。5月生まれの11人は特別に田植え機にも乗せてもらい、手作業と機械で3千平方メートルの水田に苗を植えた。

 9月には園児が稲刈りを体験し、収穫した米は給食で提供される。徳田一輝ちゃん(5)は「稲刈りが楽しみ。おいしいお米になってほしい」と成長を願った。

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