中部小学1年生に学習ノートを寄贈 県中部建設業協会

 鳥取県中部建設業協会(井木敏晴会長)は、倉吉市内の全10小学校の1年生に、建設の仕事を紹介するイラストなどを盛り込んだ「じゆうちょう(学習ノート)」を贈った。5月中には、県中部4町の全1年生にも配布する。

 建設業界では高齢化が進み、人材不足が大きな課題となっている。将来を担う子どもたちに建設の世界を伝えて興味を持ってもらうとともに、教育活動支援の一環として学習ノートを作製した。ノートはB5判で、巻頭と巻末部分にイラストなどで建設の仕事内容や役割、多彩な建設機械などを紹介している。

 市役所での贈呈式で、井木会長は「建設業について知り、関心を持ってもらうことで、将来的に若い人材が確保できることを期待したい」とあいさつし、目録を広田一恭市長に手渡した。広田市長と中田寛教育長は「分かりやすい内容。しっかり活用したい」と感謝した。

 同協会は今後、6年間にわたって新1年生にノートを寄贈する予定。

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