「第23回SUN-IN未来ウオーク」(認定NPO法人未来主催、新日本海新聞社など共催)が1日、鳥取県の倉吉パークスクエアを主会場に開幕した。2日間にわたり、国内外から延べ約2600人のウオーカーが集まり、県中部1市4町の魅力が詰まった9コースを歩く。
初日は、来年3月に開館する県立美術館(倉吉市駄経寺町2丁目)や白壁土蔵群を巡る10キロ、日本遺産三朝温泉で知られる三朝町を折り返す20キロ、風光明媚(めいび)な東郷池(湯梨浜町)を周遊する35キロなど4コースに約1300人が参加。初夏の陽気の下、地域に根付いた文化や歴史、雄大な自然を満喫しながら爽やかな汗を流した。
2日目は、鳴り石の浜(琴浦町)から名探偵コナンのブロンズ像が並ぶ「コナン通り」(北栄町)を巡る32キロ、「日本一美しい廃線跡」(同市関金町)と称される旧国鉄倉吉線跡をたどる20キロなど4コースで行われる。
山田修平大会長(藤田学院理事長)は「どのコースもふるさとを思わせる温かい雰囲気。それぞれのペースで楽しみながら、参加者同士で交流を深めてほしい」と話した。