子どもの加熱式たばこの誤飲に注意!

加熱式たばこは、たばこ葉やそれを加工したものが入ったスティック等を専用の器具を使って電気的に加熱し、エアロゾル(霧状)化したニコチン等を吸入する製品です。加熱式たばこの消費が拡大する中、消費者庁・国民生活センターには、加熱式たばこを誤飲したという事故情報が医療機関から寄せられています。

加熱式たばこは、たばこ製品の一種です。たばこ葉に含まれるニコチンが多量に体内に取り込まれると、嘔吐、下痢、頭痛、呼吸困難などさまざまな中毒症状が現れるおそれがあり、従来の紙巻きたばこと同様、誤飲には十分な注意が必要です。

誤飲事故を防止するため、次のような点に注意しましょう。

・子どもの目の前で吸わない。

・吸い殻も含め、子どもの目に触れる場所や手の届く場所に置かない。

・捨てるときは、直接捨てずにビニール袋などに入れて密封するなど、容易に取り出せない工夫をする。

・飲料缶やペットボトル等を灰皿代わりに使用しない。

・ニコチンが溶け出した液体は身体に吸収されやすくなるため特に危険です。

・誤飲してしまった可能性がある場合は、口の周りや口の中を確認し、たばこがあるようなら取り出しましょう。ニコチンの吸収を高めるおそれがあるため、水分の摂取は控えてください。

・たばこが浸っていた液体を飲んでしまったときは、直ちに医療機関を受診しましょう。普段と違う様子がある場合や、症状がなくても、製品を飲み込んでしまったような場合もすぐに受診してください。金属片が内蔵された製品もあるため、受診の際は、可能な限り製品のパッケージを持参するなどして、どのような種類のたばこか医師等に伝えるようにしましょう。


詳しくは、消費者庁のホームページをご覧ください。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20240531/

情報発信:鳥取県消費生活センター

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