雨の中183キロのレースに挑む 第42回全日本トライアスロン皆生大会

 

 鉄人レースの国内発祥の歴史を持つ「第42回全日本トライアスロン皆生大会」(皆生トライアスロン協会主催、新日本海新聞社特別後援、スポーツ振興くじ助成事業)が14日、鳥取県西部6市町村を舞台に開催された。雨に降られながらも個人930人、リレー65組がスイム、バイク、ランの順で総延長183キロのレースに挑んだ。

 個人・男子は、高橋正俊(31)=和歌山県=がランの後半でトップに躍り出て、8時間8分45秒で悲願の初優勝を果たした。同・女子も新女王が誕生。宇治公子(42)=大阪府=が9時間22分45秒をマークした。リレーは、吹田市(山本結仁、新見建人、林拓樹)=大阪府=がトップでフィニッシュテープを切った。

 鳥取県勢のトップは湯田聡(41)=米子市=が8時間39分50秒で総合9位だった。

 競技はスイム3キロ、バイク140キロ、ラン40キロで、午前7時に米子市の皆生海岸をスタート。中国地方最高峰の大山の麓をバイクで駆け抜け、米子、境港両市を結ぶ白砂青松の弓ケ浜サイクリングコースなどを走って、フィニッシュのどらドラパーク米子陸上競技場を目指した。

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