スズキの軽自動車「ジムニー」の全国ファンが集う「第３回岩美のジムニーフェスタ」（実行委主催）が９日、岩美町大谷の大谷海岸前広場で開かれる。自慢の愛車を披露する人など２５００人以上の来場者が見込まれ、音楽イベントやシーカヤックなどの自然体験も併せて実施する。
同イベントは、ジムニーのオリジナルカスタムパーツの開発販売を手がける地元企業「オートルビーズ」（同町大谷）と自然体験施設の渚交流館（同町牧谷）などが連携して開く。
同社のパーツ購入者の９割超が県外購入者ということから、ジムニーを通じて岩美町の魅力を知ってもらおうと、２０２２年に初めて開催。昨年はジムニー５００台以上と２５００人が来場するなど、年々盛大になっている。
今年は、中四国と九州のカスタムショップによるジムニー展示のほか、ユーチューブチャンネル「マイルドスピード」を運営するユーチューバー「ミニホブス捜査官」が２年連続で参加。また、開催日の６月９日（ロックの日）にかけて鳥取のロックバンドによるライブ、シーカヤックやサップのアクティビティ体験、地元飲食店など１０店がタコスや焼きそばを販売するブースも出店する。
岩美町で生まれ育った野沢慎吾社長（３９）は「イベントを通じて、全国のジムニーファンに温泉や海など地元の魅力を発信したい。新たに“ジムニー聖地”としての知名度も上がれば」と期待する。
開催時間は午前９時～午後２時で入場無料。
