最後の祭り にぎわう 大山ペンション村 料理や演奏でもてなし

 大山ペンション村祭りが伯耆町小林の同村で開かれた。今年で最後となる祭りには、4軒のペンションが参加し、自慢の料理や音楽の生演奏などで来場者をもてなした。

 祭りは国立公園・大山の夏山開きに合わせて1976年に始まった。当初は宿泊者向けの企画だったが、近年は宿泊者以外もペンションに立ち寄れる「オープンデー」として、地域に親しまれてきた。

 ペンションの減少やオーナーの高齢化などを理由に今年でいったん終了することになった。2日に行われた最後の祭りでは4軒のペンションが名物料理やピアノ演奏など、それぞれの特徴を生かした催しで、来場客をもてなした。

 また、ペンション村内のレタス広場では雑貨やスイーツなどを販売する出店が並び、家族連れなどが行列をつくっていた。

 ペンションオーナーの一人で実行委の小西明代表は「長く続けてきたので寂しい面もあるが、各ペンションがそれぞれ思いを継いで交流の場を設けてもらえれば」と話した。

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