鳥取市江津の鳥取あすなろ保育園(山中照子施設長)の年長児25人が5日、地域住民や保護者と田植え体験をした。園児は泥の感触に驚きながら、田植えを楽しんだ。
子どもたちの食育と地域の人たちとのつながりを深めることを目的に毎年実施している。
地域住民が管理する約5アールの田んぼの一部を使用。園児ははだしになって田んぼに入ると「粘土を踏んでるみたい」とはしゃぎながら、目印に沿って一列になり、丁寧に苗を植えていった。
園児たちは今後、収穫したコメをおにぎりにして食べる。三島禾子ちゃん(5)は「田んぼの中がどろっとしていて楽しかった。ご飯が好きだから食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。