境港市本町の水木しげる記念館前庭で9日、水木さんの作品に登場する妖怪の撮影会が始まり、家族連れなどが着ぐるみと写真を撮って楽しんだ。毎月第2、第4日曜に開催する。
妖怪と触れ合える機会を増やそうと、市と記念館、境港観光協会が開催。初回は着ぐるみの鬼太郎やねずみ男、ねこ娘、悪魔くん、サラリーマン山田など全11体が勢ぞろいした。
参加者は妖怪たちと一緒に写真に収まり、家族で訪れた神戸市西区の小学5年、松岡駿斗さん(10)は「子泣き爺(じじい)と写真を撮って楽しかった」と笑顔。広島県福山市の同2年、牧穂乃佳さん(8)は「妖怪と握手できてうれしかった」と話した。
撮影会は午前11時~正午。次回の23日以降は3~5体程度の登場を予定している。参加無料。