ただ静かに「ここにいる」

 障害者の作品作りに伴走する病院職員【生き抜く】「アウトサイダーアート」

  •  「造形教室」のアトリエに立つ宇野学(左)と安彦講平。参加者は思い思いの作品作りに取り組んでいた=2024年3月、東京・八王子の平川病院
  •  作品作りに取り組む「造形教室」の参加者。画用紙に描いた下絵を基に、キャンバスに丁寧に花びらを描いていく=2024年3月、東京・八王子の平川病院
  •  アトリエで「造形教室」参加者の作品作りを見守る宇野学=2024年3月、東京・八王子の平川病院
  •  「造形教室」についてインタビューに答える平川病院の平川淳一院長=2024年3月、東京・八王子
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 魂を刻みつけるように、絵を描く。慈しむように色を重ねる人もいる。東京・八王子の平川病院にある「造形教室」。ここは精神障害がある人々が、内なる自己を表現する場だ。生きづらい現代社会で、参加者は自らの「...

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