「第37回北栄町すいか・ながいも健康マラソン大会」(同町など主催、新日本海新聞社など後援)が16日、同町由良宿のお台場公園を発着点に開かれた。全国各地から参加したランナーたちはスイカや長芋の畑が広がるコースを懸命に駆け抜け、健脚を競った。
コースは3キロと10キロがあり、年齢や性別で分けられた17部門に約4200人が参加した。
県内外から健脚自慢が集結。午前9時半ごろ、号砲とともにランナーたちは次々とスタートした。コース上でスタッフや家族らの声援を受けながら、それぞれのペースで気持ちよく走った。
汗びっしょりになりながら無事に完走したランナーたちは、ゴール後に町特産の大栄スイカを堪能。長芋とろろ汁も振る舞われ、疲れた体を癒やした。
2014年から毎年、人気漫画「名探偵コナン」の登場人物、怪盗キッドの格好で参加しているという広島市の渡辺藍子さんは「アップダウンの激しいコースがきつかったが、爽快な気分で走ることができた」と笑顔で話した。