鳥取県は19日から、地域における子育て応援の機運を高め、県内企業において2025年度の男性育児休業取得率85%を目指す「シン・とっとり育児の日キャンペーン」を展開する。17日にはキックオフ宣言イベントが県庁であり、鳥取東高書道部の部員8人が書道パフォーマンスを通じて取り組みをPRした。
部員たちは大勢の職員らが見守る中、息の合った躍動感のあるパフォーマンスを披露。縦2・5メートル、横5メートルの特大紙に「みんな育休 とっとりけん」などの文言をしたためた。
平井伸治知事は「鳥取から子育てしやすい、元気で明るい社会を目指す。ぜひ子どものために一休み、一休(いくきゅう)さんになってほしい」と駄じゃれを交えて意気込みを語った。
キャンペーンは9月15日まで、シンボルとなるイラストやロゴマーク、育児エピソードを県内在住、在勤者を対象に募集。11月17日には鳥取市民会館で、育児トレンドの体験など、楽しみながら育児について考えるイベントを開く予定。