世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」など、珍しい昆虫に触ることのできる「ふれあい昆虫展」(新日本海新聞社主催、中国庭園燕趙園共催、チュウブ特別協賛)が20日、湯梨浜町の中国庭園燕趙園で開幕した。初日から大勢の親子連れが訪れ、昆虫の生態に直接触れた。8月18日まで。
カブトムシやアンタエウスオオクワガタなど国内外の生きた昆虫5種10匹のほか、チョウやコガネムシなど約400体の標本も展示。中でも、ヘラクレスオオカブトとコーカサスオオカブトに触れるコーナーが人気で、子どもたちは「すごい」「つるつるしてる」と歓声を上げるなど、図鑑でしか見たことのない昆虫に興味津々の様子だった。
会場入り口にはコーカサスオオカブトの巨大オブジェ(全長約190センチ)が展示され、正解すると「昆虫博士」認定証がもらえるクイズも人気を集めている。
母親と挑戦し、見事認定証を手にした同町田後の岡本颯ちゃん(5)は「うれしい」と笑顔を見せた。