国土交通省日野川河川事務所と米子市が共同で整備を進めている「法勝寺川水辺の楽校」が、同市兼久の同川河川敷に完成し、約300人が集まり、式典と開校イベントが開催された。
水辺の楽校は、河川や芝生広場、散策道などが一体となった公園。法勝寺川水辺の楽校は、5年の工事を終え、法勝寺川と小松谷川の合流地点に完成した。
子どもたちが安全に遊べるように整備された芝生広場や親水護岸では、尚徳中と米子高から来たボランティアの生徒がサポートをして、アユのつかみ取りやスタンドアップパドルボード(SUP)体験、水鉄砲作り、グラウンドゴルフなどが行われ、子どもたちの喜ぶ声が響き渡っていた。
尚徳公民館の武本和之館長は「芝生広場で散歩やグラウンドゴルフを楽しんだり、川で遊ぶことのなくなった子どもたちが大人とともに川に入ったり、思い思いに楽しめる憩いの場となれば」と今後の姿に思いをはせていた。