「感動与える野球を」 甲子園へ部員出発 鳥取城北高

 7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に出場する鳥取城北高(鳥取市西品治)の野球部員が1日、兵庫県西宮市の甲子園球場に向けてバスで出発した。同校では出発式などが行われ、生徒や保護者ら約200人が活躍を願って部員を激励した。

 チアリーディングや吹奏楽部の演奏で熱のこもった応援を繰り広げ、県高野連の福光浩会長が「県大会で得たものを甲子園でも思う存分発揮して」と励ました。鶴木郁也生徒会長が「皆さんは県内の期待を一身に背負っている。ぜひ堂々と戦ってほしい」とエールを送ると、石黒尚主将は「一戦一戦を全力で戦い、皆さんに感動を与えられるような野球をしたい」と力強く応えた。

 部員らは2日に甲子園で公式練習を行い、現地で調整しながら大会に備える。4日は組み合わせ抽選会があり、初戦の対戦相手が決まる。

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