幻の原爆投下「第1目標」地点にいた祖父。「もし死んでいたら、私もいなかったかも…」

被爆地でない場所で、36歳女性が語り部になった理由

  • 福岡市内の中学校で講演する和田さん=6月20日
  • 福岡市内の中学校で講演する和田さん=6月20日
  • 福岡市内の中学校で講演する和田さん=6月20日
  • 福岡市内の中学校で講演する和田さん=6月20日
  • 「北九州市平和のまちミュージアム」の展示=7月25日

 福岡県苅田町の和田由佳里さん(36)は2024年6月、福岡市内の中学校で生徒たちを前に、原爆体験者の経験談を語り始めた。「腕がちぎれ、足の肉がめくれて骨がむき出しに…」。蒸した空気で満ちた体育館が静...

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