【パリ五輪閉幕】崇高な理念、分断の現実

選手輝いた平和の祭典

  •  パリ五輪開会式でパレスチナの旗手を務めたワシム・アブサル(前列中央)=7月、パリ(AP=共同)
  •  ボクシング男子57キロ級1回戦で敗退後、胸のパレスチナ旗を示すワシム・アブサル=7月、パリ郊外(AP=共同)
  •  パリ五輪の閉会式に臨む(上段右から)フランスのマクロン大統領とIOCのバッハ会長ら=11日、パリ郊外(共同)
  •  アーティスティックスイミングに出場したウクライナのアレクシーワ姉妹=9日、パリ郊外(共同)
  •  フェンシング女子サーブル団体で金メダルを獲得したウクライナのオリガ・ハルラン=3日、パリ(ロイター=共同)

 大観衆の前でアスリートたちが輝きを放ったパリ五輪は、17日間の大会に幕を閉じた。国際オリンピック委員会(IOC)は「平和の祭典」の崇高な理念を演出したが、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザ...

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