米子市の夏の祭典「第51回米子がいな祭」(同祭振興会主催、新日本海新聞社特別後援)が17日、開幕する。JR米子駅前通りをメイン会場に、18日までの2日間、がいな万灯やパレード、花火などさまざまなイベントが繰り広げられる。前日の16日夜には前夜祭や設営準備が行われ、街中の熱気が高まった。
17日午後0時20分から、米子駅前特設ステージでオープニングセレモニー。同1時25分からは、誕生50周年の節目を迎える米子がいな太鼓の記念公演がある。
メイン会場の駅前通りでは同2時からがいなCONパレードがあり、109チームの約2千人がさまざまな舞を披露する。がいな万灯パレードは同6時35分からで、子どもと大人の万灯計35基がずらりと並ぶ。
恒例の花火大会と、今年初のドローン500機によるショーは18日午後7時半から。米子港と湊山公園を会場に花火4千発を打ち上げ、ドローンのコラボも予定されている。
16日夜には、10基の万灯が登場する前夜祭が米子市公会堂で開かれた。参加者は華麗な技を披露し、祭りムードを盛り上げた。
本番を控え、鶴田陽介米子がいな祭実行委員長は「昨年50回の節目を迎え、今年は新たな歩みを進める思いで多彩な催しを企画した。暑さには十分注意し、“熱い夏”をぜひ楽しんでほしい」と呼びかけた。