鳥取県2社が優秀賞 日本ケーブルテレビ大賞 NCN、中海テレビ贈呈式に

 優れたケーブルテレビ番組を顕彰する「日本ケーブルテレビ大賞 番組アワード」の贈賞式が6日、東京都内であり、コミュニティー部門に応募した日本海ケーブルネットワーク(NCN、鳥取市)の「おじの語るシス」と、中海テレビ放送(米子市)の「Road to 2030~SDGsで考えるふるさとのミライ~」の2作品が優秀賞に選ばれ、鳥取県勢がダブル受賞した。NCNの同賞受賞は初めて。

 日本ケーブルテレビ連盟が、全国のケーブルテレビ事業者が独自制作した番組を表彰する。50回目を迎える今回は、3部門に計190作品の応募があった。

 このうち、80作品がエントリーしたコミュニティー部門では、7作品が入賞。「おじの語るシス」は多彩なゲストと楽曲に関する思い出話などを語らうトーク番組で、平井伸治鳥取県知事を招いた初回放送分を応募していた。

 初の受賞に、NCNの松村公太郎メディア企画課長補佐は「純粋に番組が面白く、音楽が平井知事の人間形成にどう関わったかなどにも触れることができ、興味深かったと講評いただいた。幅広い人に楽しんでもらおうとの意図が伝わり、うれしい」と語った。

 「Road to 2030」は、南部町で成人イベントを手伝う高校生サークルや八頭町で高齢者と触れ合う大学生を取り上げ、若者が地域で奮闘する姿に迫った。

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