小学生ら丁寧に野菜の苗植え 倉吉であぐりキッズスクール

 食と農の大切さを知ってもらおうとJA鳥取中央が管内の小学生を対象に実施する体験学習「あぐりキッズスクール」(新日本海新聞社特別後援)が21日、倉吉市大谷の倉吉農高であり、湯梨浜・北栄・琴浦クラスに参加する児童13人が野菜の苗植え体験などを通じて農業への理解を深めた。

 

 児童らは同市関金町産のスギ材を使ったプランター作りに挑戦。保護者と協力しながら、慎重にくぎを打って完成させた。その後、同校の生徒に教わりながらスティックセニョールと呼ばれる茎ブロッコリーとサニーレタスの苗を丁寧に植えていった。

 参加した羽合小3年の松村音和さん(8)は「早起きして水をあげる。ゆでたり唐揚げといっしょに食べたりしたい」と目を輝かせ、指導した倉吉農高3年の遠藤哲也さん(17)は「いろんな質問が飛び出し、教えていて楽しかった」と笑顔を見せた。

 児童らはこのほか、同校が栽培する青パパイアの収穫や牧場での乗馬などを体験し、楽しみながら農業の魅力に触れた。

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