きれいな浜辺に達成感 530人参加 新伯耆国クリーン大作戦

 「白砂青松の弓ケ浜サイクリングコース」が走る米子市両三柳から新開4丁目にかけて約2キロの海岸で13日に展開された「目指せ!ごみゼロ 新伯耆国クリーン大作戦」には、サイクリング愛好者や近くの住民、たくさんの園児ら530人が参加。きれいになった浜辺には達成感が広がった。

 清掃前、ハマヒルガオの淡いピンクの花が広がる海岸にはペットボトルや容器類、発泡スチロールが散乱していた。そのごみが約1時間の清掃活動で片づけられた。
 同市皆生4丁目の大田正人さん(65)は「個人でごみを拾うのは、思ってもなかなか行動に移せない。孫と一緒に参加でき、気持ちよかった」と笑顔だった。
 同コースの環境整備を目的に官民21団体でつくる「弓ケ浜サイクリングコースきれいに守り隊」の生田仁史隊長(75)は「コロナ禍で大がかりな清掃活動は久しぶり。景色が良くても足元がごみだらけでは魅力も半減する」と維持の大切さを訴えた。
 県西部総合事務所の中原美由紀所長は「拾いがいがあったが、本当にきれいになり達成感が感じられた。インバウンド(訪日客)誘客に向け、弓ケ浜のきれいなイメージを保っていきたい」と話した。

ごみゼロの達成感 美しい眺め引き立つ

 「白砂青松の弓ケ浜サイクリングコース」が走る米子市両三柳から新開4丁目にかけて約2キロの海岸で13日に展開された「目指せ!ごみゼロ 新伯耆国クリーン大作戦」には、サイクリング愛好者や近くの住民、たくさんの園児ら530人が参加。きれいになった浜辺には達成感が広がった。

 清掃前、ハマヒルガオの淡いピンクの花が広がる海岸にはペットボトルや容器類、発泡スチロールが散乱していた。そのごみが約1時間の清掃活動で片づけられた。
 同市皆生4丁目の大田正人さん(65)は「個人でごみを拾うのは、思ってもなかなか行動に移せない。孫と一緒に参加でき、気持ちよかった」と笑顔だった。
 同コースの環境整備を目的に官民21団体でつくる「弓ケ浜サイクリングコースきれいに守り隊」の生田仁史隊長(75)は「コロナ禍で大がかりな清掃活動は久しぶり。景色が良くても足元がごみだらけでは魅力も半減する」と維持の大切さを訴えた。
 県西部総合事務所の中原美由紀所長は「拾いがいがあったが、本当にきれいになり達成感が感じられた。インバウンド(訪日客)誘客に向け、弓ケ浜のきれいなイメージを保っていきたい」と話した。

 
 

清掃員視点で環境問題語る 芸人滝沢さん講演

 「目指せ!ごみゼロ 新伯耆国クリーン大作戦」の第2部は、お笑い芸人でごみ清掃員としても働く滝沢秀一さんが自身の経験を基に環境問題について米子市内で講演し、ごみを適切に排出するよう呼びかけた。
 滝沢さんは、お笑いコンビ「マシンガンズ」として活動。定収入を得るため、お笑い芸人を続けながら2012年に清掃員としてごみ収集会社に就職し、ごみや環境に関する講演会や執筆活動を行っている。
 滝沢さんは、11年前に比べてペットボトルのごみが増加していると指摘。海のごみは陸からの流出が8割を占めるとし、マイボトルを使うなど「ごみを減らす工夫が必要」と訴えた。
 ごみ出しの際にペットボトルのラベルやキャップを外さない人が多いと、同じように捨てる人が増えると強調。「自分の出したごみは知らない誰かに影響を与えている」と述べ、正しくごみを出すことの大切さを説いた。

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