妖怪に関する知識を問う「境港妖怪検定」(境港商工会議所、境港観光協会主催)が6日、漫画家の故水木しげるさんゆかりの鳥取県境港市と東京都調布市の2会場であり、全国の妖怪ファンが「妖怪博士」を目指して問題に挑んだ。
2006年から続くご当地検定。今年は初級から上級までに5~72歳の454人が受験し、11年ぶりに400人を超えた。4月の水木しげる記念館のリニューアルオープンや昨年11月に公開された映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のヒットなどが要因とみられる。
境港会場では164人が受験。初級に挑戦した兵庫県明石市の小学6年生、山本福太朗さん(11)は「鬼太郎や妖怪が好きなので、何かに生かそうと受験した。今まで以上に妖怪に触れられてよかった」と話した。
合格発表は11月6日。合格者には合格証と妖怪博士のピンバッジが贈られる。