【現在地】美術家エコ・ヌグロホさん

「どう生きるか」を問う

  •  「インドネシアでは刺しゅうがさまざまな制服に施され、コミュニティーやステータスを表す象徴として使われてきた」と話すエコ・ヌグロホさん
  •  作品の前に立つエコ・ヌグロホさん

 突起やうろこがある奇妙な塊が、鮮烈な色を放ちながら白い壁を飛び交う。ポップなストリート絵画のような作品は、無数の糸で描かれた刺しゅう絵画だ。インドネシアの現代美術家エコ・ヌグロホさんは母国の刺しゅう...

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