「飼料価格が高くなり、生産する肉の販売価格と釣り合わなくなっている」。山下畜産(北栄町亀谷)の山下晃さん(43)は、畜産農家が置かれている厳しい現状に頭を抱える。母牛には良質な牧草をふんだんに与えようと自給にも取り組んでいるが、賄えるのは半分程度。牧草以外の配合飼料の価格も高止まりしたままで、追い打ちをかける。
山下さんは兄と共に、祖父の代から続く肉牛農家を経営。自社の母牛に子牛を産ませて肥育、出荷を行う一貫農家の業務形態で、現在は母牛と肥育牛の計約300頭を飼っている。
「飼料価格が高くなり、生産する肉の販売価格と釣り合わなくなっている」。山下畜産(北栄町亀谷)の山下晃さん(43)は、畜産農家が置かれている厳しい現状に頭を抱える。母牛には良質な牧草をふんだんに与えようと自給にも取り組んでいるが、賄えるのは半分程度。牧草以外の配合飼料の価格も高止まりしたままで、追い打ちをかける。
山下さんは兄と共に、祖父の代から続く肉牛農家を経営。自社の母牛に子牛を産ませて肥育、出荷を行う一貫農家の業務形態で、現在は母牛と肥育牛の計約300頭を飼っている。