米子北高の1年生が16~18日、米子税務署で国税電子申告・納税システム(e-Tax)を用いてスマートフォンによる確定申告を体験した。
同校では普通科1年の約180人が同期間、鳥取県西部の約50事業所で職場体験。米子税務署では6人が申告納税制度などについて基本的な知識を学んだ上で、スマホ申告や税のキャッシュレス納付に挑戦した。
パソコン画面に向き合った生徒たちは、個人課税部門の職員の助言を受け、寄付金控除の有無など必要事項の選択・入力や源泉徴収票の読み取りに取り組んだ。
井汲芽生さんは「家に居ながらスマホで申告できるのは便利だと思う。紙に書くより簡単だと感じた」と話した。
同税務署の久弘晃総務課長補佐は「税金を身近に感じてもらうことが狙い。生徒の皆さんの体験を通じ、ご家族がスマホ申告にチャレンジしていただければ」と期待した。