ねんりんピック初の正式種目となったeスポーツは21日、境港市上道町の市民交流センターで決勝トーナメントがあり、前日の予選リーグを勝ち抜いた8チームがコンピューターゲーム「太鼓の達人」の腕前を競い合った。
3人一組の33チームが出場し、1対1で対戦。選手らは画面を見ながら課題曲のリズムに合わせて太鼓をばちでたたき、合計得点を競った。
結果は愛知県の「あいちドンドコ」が優勝。代表の水上美保さん(60)は「まさか優勝するとは思っていなかったのでびっくり。eスポーツが広まれば(要介護状態になる一歩手前の)フレイル予防にも役立つ」と話した。
鳥取県からは9チームが出場し、2チームが決勝トーナメントに進出。県勢同士の対戦となった初戦で「南部町・天津」に勝った「境港さわやかコットンボール」が3位に入った。山本多恵美さん(76)は「夢のようでうれしい。eスポーツの楽しさを地域の人と分かち合うため、まだまだ頑張りたい」と意気込んだ。