未発表ゲームをプレー 米子南高でeスポーツ 開発者と意見交換

 米子市長砂の米子南高(山崎和正校長)で、ゲーム開発会社の開発スタッフらを招いたeスポーツイベントがあった。「ゲームができるまでを知る」をテーマに、同校eスポーツ部の生徒ら約20人が参加。開発中の未発表ゲームを体験した後、プロの関係者と意見交換するなど特別な時間を過ごした。

 同市出身のクリエーター、世名好晃さん(49)が古里に恩返しをしたいとの思いから、横浜市のゲーム開発会社アグニ・フレア(稲葉剛士代表)の協力を得て企画。同部初代部長のOBで「地域×学生団体SAC」代表の大学生、水沢澪音さん(18)が各方面とのパイプ役を務め、2日にイベントを開いた。

 当該ゲームはeスポーツ向けの対戦パズルゲーム。「テトリス」「ぷよぷよ」に続く第三の座を目指す力作とされ、世名さんは「開発中のゲームに触れる機会はまずない。自分たちの意見がゲームの開発に生かされるかもしれないという自信を持ってほしい」と激励した。興味津々に挑んだ部員らはすぐにプレーのこつをつかみ、交代しながらじっくりと対戦を楽しんだ。

 後半の座談会では部員が自由に感想や意見を述べた。2年の門垣天晴部長(17)は「最初は難しかったが、かなり楽しめた。プロの方々に来てもらえる大変貴重な機会で、めちゃくちゃうれしい」と息を弾ませた。

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