「死んでも靖国には行かない」。特攻死した22歳の青年が妹に託した思い

  •  特攻出撃する前日の上原良司(右)=1945年5月10日、鹿児島県知覧町(当時)
  •  出撃する神風特別攻撃隊=1944年10月、フィリピン・マバラカットの飛行場
  •  特攻戦死した上原良司が出撃前夜に記した遺書「所感」のコピー。「明日は自由主義者が一人この世から去って行きます」と書かれている
  •  見習士官時代の上原良司=1944年7月ごろ
  •  特攻戦死した上原良司の記憶を語る妹の登志江さん

 今から80年前の1944年、太平洋戦争で戦況が悪化していた旧日本軍はフィリピンで初めて特攻に踏み切った。爆弾を抱えた航空機や潜水艇でアメリカ軍などの艦艇に体当たりするという無謀な作戦で、特攻戦死者は...

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